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スター・ウォーズ/最後のジェダイ─不評があるのも納得の出来

  

 作品情報

作品名:スター・ウォーズ/最後のジェダイ

公開年:2018年

監督:ライアン・ジョンソン

 評価

☆☆☆(最高評価は☆5つ)

 

ネタバレ感想

 公開からちょっと期間が空きましたが、先日スター・ウォーズ/最後のジェダイを見てきました。映画館に行く前に見たこのツイートが、本作をうまく表している感じがしました。

スター・ウォーズと言えば、善と悪に分かれ、魅力的な登場人物たちが、死力を尽くして戦うというところに魅力を感じていました。ところが本作では、敵の大ボスだったスノークが、カイロ・レンによるある種の不意打ちであっさりやられてしまいました。すぐ前のシーンで、私はお前の心を読むことができる、と言っていたにも関わらずです。ダース・ベイダーダース・シディアスのように、絶対的強者がもたらす緊張感は、本作では途中から消失してしまいます。

 カイロ・レンが大ボスになるという展開は、正直意表を突かれてすごく良かったのですが、ならカイロレンをスノークと戦って倒せるくらいに強化してほしかった。それなら、本作の緊張感も保たれたままだったでしょうが、敵の親玉が発展途上のレイと同レベルというのはなあ。

 また、キャラの扱いの雑さは、他のところにも出ています。そうです。ルークの扱いです。かつて世界を救ったレジェンドの面影は、もはやここにはありません。心に傷を負って弱くなってしまったという展開は、それはそれでありだなと思いますが、それでも最後までろくに戦わずに死ぬっていうのは、ひどいなと思います。結局、本作のルークに、最後のジェダイとしての力強さはありませんでした。わざわざエピソード6で完結していた物語を再び始動させたのであるから、せめて前の主人公に対しては、もっと敬意を払ってほしかった。なぜ最後の戦いでへっぴり腰になっていたのか。カイロ・レンに逆襲された際に深手を負っていたとか、最後のシーンでカイロ・レンが他のルークの元弟子と共に袋叩きにしてようやく倒すとか、そういう結末であれば納得できたのですが。

 あと、ストーリーも所々雑です。亜高速ドライブで敵艦破壊できるなら、最初からそれやっとけばレジスタンスの被害もっと小さかったのでは。ローズはただの整備士なのに、なぜいきなり砲台の攻撃メンバーに入ってるのか。フィンがデススターの小型砲台に一人で突っ込んでいった際に、なぜ敵は誰もフィンを撃とうと思わなかったのか。突然ローズが突っ込んでフィンを止めてますが、二人ともそれで死ぬ可能性があったのでは。そのままフィンを突っ込ませるのが、レジスタンスを救う上で最善だったのでは。等々。本作において、あまりカタルシスがないのは、エピソード9を迎える上で、必要な伏線だとは思いますが、それにしてもストーリーに粗が目立ちます。

 こんなに色々と書いていますが、良いところもいくつかありました。例えば、映像美であるとか、音楽であるとか。最初の宇宙空間で戦うシーンとかは本当に興奮しました。あと、BB-8有能だしBB-8かわいい。

 結局、本作は粗が目立ちますが、結局エピソード9を見ないと評価が固まらないという部分もたくさんありそうです。 

スター・ウォーズ/最後のジェダイ  オリジナル・サウンドトラック

スター・ウォーズ/最後のジェダイ オリジナル・サウンドトラック