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【初心者向け】カメラの勉強法

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はじめに

 本稿では、まったくカメラについて勉強したことのない方に向けて、自分の経験を元にどのように写真を勉強したら良いか書いていきます。

 何よりも大事なのが、以下の①〜④のうち、①の写真を撮る機会を増やすことです。

①写真を撮る機会を増やす

 カメラを買ったら、とりあえず写真を撮ってみましょう。カメラを勉強する上で何よりも大事なのが撮ることです。スポーツでも勉強でも同じですが、基礎である写真撮影をせずにうまくなることはありません。写真を撮ることは本当に大事です。

 写真は、撮れば撮るだけ上手になります。ただ、継続して写真を撮り続けるというのは意外と難しいことです。写真を撮るモチベーションを維持する方法はいくつかあります。

一緒に写真を撮る友達を作る

 一番簡単なのが、写真を撮る友達を作ることです。友人でカメラが趣味な人がいれば、その人の撮影について行ってみましょう。

 写真を撮る友達が周りにいなければ、写真サークルに入るのも一手です。例えば、以下のページでは東京都だけでたくさんの写真サークルが紹介されています。

東京都のカメラ・写真のカメラ・写真のサークル一覧(101件) | 掲載サークル数日本一!サークルメンバー募集中!社会人の為の活動支援プラットフォーム | つなげーと

 学生であれば、写真部に入るのも良いですね。

 とりあえず、写真を撮る友達を作れば定期的に写真を撮りに行きやすくなります。写真を撮る友達を作るのはハードルが高いとは思いますが、共通の趣味を持つ友達を作るのは楽しいことなので、がんばってみましょう。

カメラを持っていく機会を増やす

 とりあえず、カメラを旅行の時に持っていくようにしましょう。そうすることで、撮りたいものがたくさん見つかるようになります。今よりも旅行・観光に行く回数を増やし、ついでに写真を撮る。そうすることで写真を撮る機会が増えます。

 また、電車や飛行機など、自分の趣味の物を撮るようにすれば、写真を撮影する機会はグッと増えます。

 一歩進んで、どこに行くにもカメラを持っていく癖を付ければ、写真を撮る機会はどんどん増えていきます。とりあえずカメラは可能な限り持って行きましょう。

SNSに投稿する

 TwitterInstagramに投稿してみましょう。新しく写真専用アカウントを作るのも良いですね。写真好きの人は、概して自分の写真を見てもらいだがっているものなので、いろいろな人をフォローしてその人の写真にコメントをすることによって、色々な人と交流を持つことができます。そして、イイねなどがもらえれば、モチベーションの維持につながります。

 SNSは写真が上手な人が多く、自分の下手な写真をアップをしたくないと思う方もいるかもしれません。ただ、気にする必要はありません。SNSはコミュニケーションの手段です。法律や倫理に反する写真を投稿しない限り、あまり大事に考える必要はありません。好きなようにやれば良いし、飽きたら止めれば良いだけのことです。

②撮った写真を見返す

 次に大事なことは、撮った写真を見返すこと。とりあえず写真を撮ったら見返しましょう。撮った写真を見て反省することは大事です。反省するのが大事なのもスポーツや他の趣味と同じですね。

 おすすめなのは、撮った写真を選別すること。うまくいった写真だけを選別することで、一度は写真を見返すことになりますし、別の機会に写真を探す時にも便利です。私の場合は、グーグルフォトにイベント毎にアルバムを作り、そこに自分が良いと思った写真だけをアップするようにしています。

 写真を見て、何がうまくなかったかを考えてみましょう。構図や色味など、チェックすべきポイントは色々あります。最初のうちは、どこに注目すべきか分からないと思いますので、なぜ自分がこの写真が良いと思ったか、この写真を悪いと思ったかについて考えてみると良いでしょう。

 また、写真が趣味の友達に見せて意見を仰ぐのも一手です。SNSに写真をアップしてフォロワーに聞いてみても良いですね。

③カメラの撮影方法について学ぶ

 しばらく①と②を繰り返したら、今度はカメラの撮影方法について勉強しましょう。カメラの撮影方法を学ばなければ、いくら写真を撮っても一定レベルより上手くはなりません。正しい筋トレ方法(=撮影方法)を学ばずに筋トレ(=撮影)をするようなものですね。

 まず大事なのが、カメラの説明書を読むこと。カメラの説明書は退屈かもしれませんが、有益な情報が詰まっています。とりあえず、一通りは目を通してみましょう。

 次に、写真の撮影技法を学びます。インターネットの情報では体系的に学べないので、本を買うと良いでしょう。

 カメラ初心者用の本は巷にあふれています。初心者用の本は、本によって内容が大きく変わるものでもないので、どんな本を読んでも良いかと思います。BOOKOFFやメルカリで中古の本を買ったところで、何の問題もありません。

 ただ、迷っている方向けに、一応以下の2冊をおすすめしておきます。扱っている内容が違うので、2冊とも買うと良いでしょう。

写真構図のルールブック

写真構図のルールブック

写真の露出・光・色のルールブック

写真の露出・光・色のルールブック

  • 作者:近藤 伍壱
  • 発売日: 2013/07/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 色々な本を買う必要はありません。とりあえず、自分の買ったカメラの教科書を読み込みましょう。内容がよく分からなければ、ググるなり友達に聞くなりしましょう。

単焦点レンズを買う

 ①〜③をやった上で、お金に余裕があれば、単焦点レンズを買ってみましょう。単焦点レンズは、ズームができません。しかし、ボケやすく綺麗な写真が撮れるので、写真を撮るモチベーションが上がります。

 単焦点レンズはズームができないので、ズームをしたい時などに動き回る必要があります。これが大事です。写真で大事なことの1つは、色々と動き回って被写体の魅力が一番に引き出せる位置を探し出すこと。単焦点レンズでは必然的に動き回ることになるので、写真を撮る際に動き回る癖がつき、写真の腕が上がります。とりあえず、何回か単焦点レンズだけを付けて写真を撮りに行ってみましょう。

 単焦点レンズは写真の画質を格段に上げるので、買うに越したことはありません。しかし、単焦点レンズがない場合でも、一切ズームしないことで同じ練習ができます。この場合、一切ズームしないで撮ってみる練習を繰り返すと良いでしょう。

まとめ

 初心者向けのカメラの勉強法は以上になります。今まで述べた①写真を撮る機会を増やす、②写真を見返す、③写真の本を買う、④単焦点レンズを買うという4つの中でも一番大事なのは、①の写真を撮ることです。

 まずは質よりも量を意識して、たくさん写真を撮るのが良いでしょう。全てはそこからです。

 なお、もっと上達したい方へ。インターネット上で無料で得られる情報の質には限りがあります。ネット上で生半可な情報を漁るよりも、以下の本を一冊通しで読んだ方がよっぽどためになるかと思います。英語ですが、下手な日本語の本を数十冊読むよりも役に立ちますのでおすすめです。