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「ゲスの極み乙女。6th Anniverary live『乙女は変わる』」感想

ライブ情報

開催日:2018/6/22
場所:NHKホール
セットリスト:
ゲスの極み乙女。 @ NHKホール (東京都) (2018.06.22) | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】

※ブログタイトルがAnniveraryとなっているのは公式準拠です。

感想

 昨日初めてゲスの極み乙女。のライブ@NHKホールに行ってきました。紅白歌合戦が収録されているホールですね。

 ライブ前に会場を見渡して思ったのが、思ったより幅広い年代の方が多いこと。NHKホールという場所柄かもしれませんが、年配の方だけではなく子連れの方もいたのがびっくりしました。幅広い年代から愛されてますね。

 どうやって入るのかとわくわくしながら見ていると、袖からではなく舞台の奥が開いて入って来てびっくりしました。登場にテンションが上がってる状態で始まったのは「ライカ」。この曲は、ピアノがすごくキラキラしていて好きなのですが、ちゃんMARIのピアノはライブでも一糸乱れぬ感じで素敵でしたね。

 「私以外私じゃないの」では、ダンサーとコラボしていました。縦横無尽に情熱的にステージを走り回るダンサーの方々とのコラボが、面白かったですね。そして、この曲はコーラスの方の声がものすごく好きなのですが、ライブでの生歌は本当に素敵でしたねー。ちょっと感動ものでした。

 次に印象に残ったのは、ライブ初披露だった「もう切ないとは言わせない」。この歌は、最近のゲスの極み乙女。の曲の中でも一番好きですね。もう、イントロのピアノだけでもお気に入りですが、サビのボーカルが本当に良い。この曲を含め、川谷さんの声は、音源よりもライブの方がずっと良くてびっくりしました。音源だと、ちょっと癖のあるボーカルのように思っていましたが、ライブだと音源の1.5倍くらい声が爽やかになってますね。それと高音での安定具合、聞かせ具合も合わさって、ライブでの演奏は音源より格段に良かったです。カリスマ性あるなあ。

 本ライブで一番面白かったのは「某東京」。川谷さんがNHKホールの無人のロビーから歌っている映像が流れていたのが、「某東京」のダークな雰囲気とぴったり合っていて、曲のPVと思うくらい完成度が高かったです。そして、ある人物がめっちゃロビーから入って来て、みんなが大盛り上がりでハイタッチとかしていたところ、その人が川谷さんじゃなくて「新作のハーモニカ」の藤田さんという芸人だったところで本気で笑いました。

 帰ってからネタ見ましたけど、こっちもこっちも面白いですね。うまいことヒューマンビートボックスとお笑いを合わせている感じが良いです。

 さて、面白いと言えば、MCも面白かったです。6周年ということで、バンド結成時の話を詳細にしてから、色々あって今に至ると川谷さんが雑にまとめたところで、課長が「俺は色々なかったからなあ」と返してるところとか。藤田さんが川谷さんからのLINEについて説明しようとしたときに、川谷さんが「俺の前でLINEって単語出さないで」って言ったところとか。今までのライブのMCを集めた部分だけでも見たくなるレベルでした。

 さて、本題の演奏に話を戻すと、アンコール前のキラーボールも良かったです。特にちゃんMARI。幻想即興曲の部分も含め、ちゃんとしたピアノで聞きたいなーと思いながら演奏聞いてました。ライブの最初から最後まで、複雑なフレーズを楽々と精密なリズムで弾いていて、かっけえな、って感じでした。

 アンコール後では、「オンナは変わる」が本邦初公開でした。川谷さんが細かく刻むギターとちゃんMARIのシンセも良かったですけど、課長のベースが楽しくて印象的な曲でした。ちょっとライブ会場ではベースの音が聞き取りづらかったですが、スラップの感じとか、すごくのりのりになるベースでしたね。

 

 大満足なライブでした。楽しかったです!

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