本やらなんやらの感想置き場

ネタバレ感想やらなんやらを気ままに書いています。

「MIYAMOTO」レビュー

作品情報

MIYAMOTO

MIYAMOTO

  • HIDEKI HANIDA
  • ゲーム
  • ¥360

 MIYAMOTOはiPhoneのゲームです。買い切り有料のゲームで、ジャンルはカードゲームです。

 基本的に1ゲーム完結のゲームで、1ゲームをプレイするのに長くて数十分かかります。ラスボスのMIYAMOTOを倒すのに1.5時間くらいかかり、5時間くらいプレイしたら飽きました。

評価

☆☆☆(最高評価は☆5つ)

レビュー

ゲームシステムについて

 本作は、1ゲームにつき8人のCPUと戦うカードゲームです。ラスボスのMIYAMOTOを含む8人のCPUを連続して倒すことが目的であり、途中で負けると最初からやり直しになります。

 デッキはランダムに配られたデッキを使います。最初の手札は3枚で、2ターン目以後からは2枚ずつ補充され最大5枚所持できます。カードはユニットカード、魔法カードに分かれており、1ターンに何枚でも使用できます。ユニットは、4✖︎4のボードに存在する自分のユニットの隣にしか置けません。ユニットには攻撃値とHPの値が決められており、攻撃することで相手のヒットポイントを攻撃値だけ減らすことができます。HPが0になるとユニットは消滅します。場に置いたユニットを動かして攻撃しつつ、相手のリーダーユニットを倒せば勝利、自らのリーダーユニットが倒されれば敗北です。戦闘に勝利すると、3枚のカードのうち好きな一枚をデッキに加えられます。

 後のCPUになるごとに、相手の手札やリーダーユニットが強化されていきます。ただ、相手の戦略自体はそんなに変わらないです。

 本作は、一部カードバランスが悪いです。出すと同時にノーリスクでカードを2枚引けるユニットや、自らのユニットの数だけ攻撃値をプラスするようなカードが存在したりします。また、相手のリーダーユニットはHPが強化されるため、自らのリーダーユニットの5倍以上のHPを持つリーダーユニットもいます。

 なお、CPUに勝つともらえるコインで自らのリーダーユニットの種類を変えることができます。

難易度について

 本作の難易度は1つだけです。本作は割と運の要素が強く、毎回最後まで勝ち抜ける訳ではありません。ただ、カードの采配が上手くなったり、自らのリーダーユニットを変更したりすることで、2回に1回程度は最後のMIYAMOTOと戦えるようになります。

ストーリーについて

 ストーリーはありません。

グラフィックについて

 上記の動画のような感じですね。結構綺麗です。

サウンドについて

 普通です。特筆すべき点はないです。

まとめ

 本作は、割と運の要素が大きいカードゲームです。初期のデッキがランダムで、CPUを倒すごとにデッキに加えられるカードも、ランダムな3枚の中から1枚選ぶことになるので、デッキ構築の戦略性はそこまでありません。

 本作を一言で表すとするならば、カードパワーで圧倒するCPUに対してなんとか対抗していくカードゲームですね。CPUは倒されたら負けてしまうリーダーユニットを前線で戦わせるなど、結構不合理な行動をするので、その弱点をつけば勝てます。ただ、当然ながらCPUが合理的な行動を繰り返すこともあり、後半のCPUにそのような行動を繰り返されると結構負けてしまいます。

 ただ、そんな本作ですがゲームシステム自体は結構面白いです。ユニットの配置の仕方や動かし方など、考えるのが楽しいですね。カードゲームが好きで、数時間のために360円を払うのもやぶさかではないという方であれば、本作はおすすめできます。また、上記の動画を見てゲームの雰囲気が気に入った方も買ってみると良いでしょう。そうでない方であれば、別のゲームを買ったほうが良さそうですね。


関連記事>>>iPhoneおすすめ有料買い切りゲーム5選