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映画「パルプ・フィクション」感想

作品情報

監督:クエンティン・タランティーノ

評価

☆☆☆☆(最高評価は☆5つ)

※以下は作品のネタバレを含むので、注意してください。

ネタバレ感想

 本作は、何が面白かったのかをピンポイントで指摘する事は難しいけれど、面白い映画でした。

 それでも無理に言語化するならば、本作の面白い点の1つは、着地点が全く見えない事でした。例えば、この間見た「オブリビオン」は、物語として筋がきっちりしていルため、先の展開がある程度読めてしまい少し残念でした。

 これに対して本作は、物語の筋らしい筋がないが故に、予想を裏切られて面白かったです。どうせ、ヴィンセントとミアがいい感じになってマーセルスと戦うのだろうかと思っていたら、別にそんな事はなかったり。また、主人公だと思って死なないだろうと思っていたヴィンセントが、あっさりブッチに殺されたり。

 で、映画を見終わって、何がしたかったんだろうと思いましたが、パルプ・フィクションというタイトルを思い出して、ああそういう話だから良いんだなと思って納得しましたね。

 また、エピソード自体も割とくだらなくておかしい話があって良かったですね。途中まで、真面目にきちんと見てましたが、途中のブッチとマーセルスが地下に閉じ込められるシーンで爆笑しました。特に、全身黒の衣装を身に纏ったやつ。かなり厳重に拘束されていたので、すごく強いのかなと思ってましたが、パンチ一発でやられていて、何でこのキャラ出てきたんだと一瞬唖然とした後に、笑いが込み上げてきました。

 後、面白いなと思ったのが構図ですね。ヴィンセントが麻薬の密売人の家でヘロインを買ったシーンなどは、左の方にヴィンセント、右下に鏡に映った売人を写すという斬新な構図が魅力的でした。後は、ワンカットで長めに撮ってあったシーンも、構図が良く練られていて良かったですね。

 僕は、普段はメッセージ性やきちんとしたストーリーのある映画を見る方が好きですが、こういう映画を見るのも時には良いですね。