作品情報
本作は、appストアにおいて2018年1月のベストアプリに選ばれました。*1
なお、バージョン1.1のアップデートで、新しいキャラクターが追加されました。
本作は、一作目のCytusの続編にあたるので、それとの比較を挟みつつレビューをしていこうと思います。
評価
☆☆☆☆☆(最高評価は☆5つ)
レビュー
今まで音ゲーは色々とプレイしてきましたが、この一週間プレイしてみて、その中でもCytus IIが一番のお気に入りになりました。音楽、デザイン、ゲームシステム、ストーリー。どれをとっても一流で、240円という価格で安すぎる作品です。買うか買わないか迷っている方がいれば、とりあえず買ってみた方が良いと思います。ゲーセンで音ゲーを3回プレイするお金を払う価値は、十二分にあります。
以下では、各要素についてレビューをしていきたいと思います。
曲について
Cytusでもクオリティが高い様々な曲が入っていて、すごく大満足でしたが、それが一層向上しています。本当に、一曲一曲のクオリティが高いのです。
前作(そして他の音ゲー)は、ゲームをプレイするために曲を聴くという感じだったのですが、Cytus IIの場合はむしろ、曲を聴きたいからこそゲームをプレイするということが多くなりました。
例えば、この曲を聴いてみてください。僕がCytus IIの中で一番好きな曲です。
単体で聞きたくなる、そんな曲が33曲収録されています(課金により追加される曲を除く)。
デザインについて
本作では、前作に比べグラフィックがより洗練されて綺麗になっています。それは、アプリのアイコンが大幅にシンプルになったことや、上記のツイッターの画像からもわかるでしょう。これがまた、クールでかっこいいんですよね。正直、前作のCytusの曲を全部プレイしていたわけではなかったので、買うのを少し躊躇していましたが、このデザイン部分に惹かれてかったところがあります。実際、デザインだけで見ても大満足でした。
また、楽曲のプレイ画面も、かなり視認性が向上してプレイしやすくなりました。全ての押すところが色分けされたり、その色が見やすくなっていたり。以下の動画が、CytusとCytus IIで同じ曲をプレイしていて、非常に違いが分かりやすいのでご覧ください。
このように、グラフィックも、初代に比べてだいぶ向上しています。
ゲームシステムについて
前作のCytusでは、タップ、タップして押し続ける、タップして動かすという3つの動きから成っていました。(上記の動画でも確認できます)
今作では、これに加えて、タップしてさらに長時間押し続けるというのと、タップして左右にスライドさせるという動きが追加されました。Cytusシリーズは、個々の動きが曲とマッチしているところが、非常に楽しいのですよね。
Cytus IIで言えば、タップがベースとなります。音が長ければ、タップして押し続ける動きも使われます。タップして動かすのは、主に音がハイスピードで連続するところに使われ、左右にスライドする動きは、音が長い間響くものに使われます。
このように、音と動きが対応しているからこそ、楽器をモチーフにした動きをしている訳ではないのにも関わらず、曲を演奏しているような気分になって楽しいんですよね。
また、前作よりも難易度が増え、三段階になったことで、プレイの幅が広がりました。そして、簡単な難易度でもMM(全部perfect)を取るのが難しかったりするので、少し上達した後でも、低い難易度で遊んでいて楽しいんですよね。
また、曲が少しずつ解放されるようになって、どの曲から遊べば良いか分かりやすくなりました。
ストーリーについて
Cytusではストーリーは特にありませんでしたが、Cytus IIではストーリーが追加されています。Æsir-FESTというイベントで主役が現れなかったという謎について、SNS上の会話を通じて段々と多くのことが分かって(あるいは謎が深まって)きます。このストーリーを見るのも、Cytus IIの大きな魅力でしょう。
なお、課金して追加のキャラクターを解放することで、新たなストーリーを見ることができます。
まとめ
本作は、最近やったゲームの中でも一番の出来でした。まだやったことのない方がいれば、今すぐプレイなさることをオススメします！
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